来年の目標は9月のうちに立てるのがよい?
モチベーションや行動につながる目標
私たちは日常生活の中で、目標を定めて行動していることが多いと思います。目標は大小さまざまありますが、年始のタイミングで新たな目標を立てることが多いのではないでしょうか?
実は、新年に向けた目標は9月のうちに立てたほうがよいと考えています。その内容について深掘りしていきたいと思います。
目標とは?
日常的に立てている目標、まずは言葉の意味から見ていきましょう。
「目標」とは
目じるし。目的を達成するために設けた、めあて。的(まと)。
https://sakura-paris.org/dict/日本大百科/content/67825_1262
目標とは、何かの目的に対して設定されるということです。
この点は重要で、目的をしっかりと見据えずに目標だけを設定してしまうと
「何のためにやっているのだろうか?」
「これって何の意味があるんだっけ?」
といったような気持ちの低下につながりやすく、長続きしないことが多いです。
例えば
「今年は5kgダイエットしよう!」
と目標を立てたとします。そのダイエットには、それを達成した先に何かの目的があるはずです。
好きな人を振り向かせたい
憧れのあの服をカッコよく着たい
などといった、ダイエットの先に自分がどうなりたいのか・どう在りたいのかをセットで考えることが重要です。
目標設定っていつやってる?
改めて目標という言葉の意味を振り返ったところで、いつ目標を立てることが多いでしょうか?
挫折した時、壁にぶち当たった時、などさまざまあると思います。
そんな中で、よくあるのは新年を迎えたタイミングがあるのではないでしょうか?
新年は気持ちも新たになりますし、初詣では何かを祈願します。目標を立てるにはいいタイミングです。
- 今年こそあれができるようにしよう
- 英会話ができるようになりたい
- 新しい習い事をしたい
さまざまな目標を立てて、いざ行動してみる。でも長続きしない。なんてことありませんでしょうか?
私もいままで新年を迎えるたびに、「あれをやろう、これをやろう」と目標を立てていましたが、達成できないことが多くありました。英会話なんて、まさにそれです(お恥ずかしい限り)。
理由はさまざまありますが、1つの解決策として、実は新年に向けての目標は9月のうちに立てておくのがよいと考えています。
どうして9月に目標を立てるのがいいのか?
では、どうして9月に新年の目標を立てるのはよいのでしょうか?
ポイントは以下と考えています。
- 今年立てた目標への取り組みが、ある程度成果として出てくるタイミング
- 取り組みの振り返りができる、新たな課題が出てくる
- 振り返りによって、軌道修正ができる
- 新たに目標を設定することで、モチベーションにつながる
- 年内の残りを調整期間・準備期間として、年始からスタートダッシュできる
立てた目標に対して振り返りをすることは非常に重要です。短期間の定期的な振り返りを行いつつ、半年以上の程度期間を経たタイミングで振り返ってみると、また違った成果や課題が見つかると思います。
また、少しモチベーションが低下してくる可能性がある時期でもあるので、新しい目標を立てることでモチベーションをアップさせることもできます。
最大のポイントは年始からスタートダッシュをかけること。目標を立ててからいざ行動になるわけですが、今までやってこなかったことを行うため、脳や体に負担がかかります。脳は変化を嫌います。新しいことがすぐには定着しないのはこれも関係しています。9月に目標を立てることで、目標に対して年内の3ヶ月を準備期間や調整期間とすることができます。場合によっては目標自体を修正することで、より達成度が高まっていきます。だんだん慣らしていくことで、少しずつ脳も体も順応していき、年始には目標達成に向けてより近づくことができます。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
目標を立てることは、常日頃から行っていることと思います。今回は特に新年のタイミングのお話をさせていただきましたが、目標設定は1人ではなかなか立てることが簡単ではないケースもあるのではないでしょうか?
目標がなければ、行動につながっていきません。また、間違った目標を設定しまうと、自分のイメージした理想に辿り着くことができません。
この目標設定のサポートをさせていただいておりますので、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。
みなさまの何かご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
スポーツメンタルコーチ 中田大介