中田 大介(Daisuke Nakada)

日本スポーツメンタルコーチ協会認定コーチ

2023年よりスポーツメンタルコーチとして活動

Mission

努力の成果を最大限に発揮できる選手を増やす

Profile

  • 出身:静岡県 神奈川県在住(湘南エリア)
  • 競技経験:水泳、サッカー、総合格闘技
  • 趣味:焚き火、キャンプ、スニーカー収集 (25年以上)

なぜスポーツメンタルコーチだったのか

幼少期は朝から晩まで外で遊ぶ元気な子どもでした。

スポーツが好きになるのはごく自然で、観るのもやるのも好き。

自分の中でスポーツは身近な存在になっていきます。

いくつかの競技を経験しますが、「プロになりたい」と思ってはいませんでした。

というよりも「プロになんてなれるはずがない」と勝手に思い込んでいたのかもしれません。

そんな競技生活や引退後の社会人生活で多くの挫折を味わい、何度かターニングポイントを迎えます。

そのたびに

「自分が本当に好きなことななんだろう」

「自分のこれまでの経験を活かせることはなんだろう」

と考えを巡らせます。

考え抜いた結果、この2つを実現できるものがスポーツメンタルコーチだったのです。

やらされていた水泳

幼稚園から中学まで水泳をやっていました。

きっかけは近くでやっていた水泳教室に体験で行ったこと。周りの子が水を怖がっていたのに対して、自分はひとり楽しそうにやっていたそうです。

それをきっかけに水泳を始めることになりますが、とにかく与えられた練習をこなすだけでした。自分で選んだわけでもなく、そこに主体性はありません。

小学校に上がるとサッカーが楽しくなり、「サッカーがやりたい」と思うようになります。しかし「最初に選んだものを続けなさい」と、サッカーをやらせてはもらえませんでした。

もともとのきっかけや途中からの心変わりから、水泳は”親にやらされているもの”になってしまいました。当然、試合に出ても結果は出ませんし、モチベーションも上がりません。

好きだったのにキライになったサッカー

中学でやらされていた水泳を卒業し、念願のサッカーを始めます。

とはいえ、この年齢からのサッカー部はさすがに実力の差が歴然で、遊びの延長から始めることになります。

やっとやりたいことができ、時間も忘れるくらいやっていました。まさに”初期衝動”でした。「心から楽しい、ずっとやっていたい」そんな想いが自分を幸せな気持ちにしていきます。

そして大学進学とともに、本格的にサッカーに打ち込みたくなります。

それでもサッカー部に入ることはできず、サークルに入ります。

そんな中で好きだったサッカーで挫折を経験します。

サークルとはいえ、周りはサッカー部でバリバリやってきた人たち。遊びでやっていた自分では歯が立ちません。練習でもパスが回ってこないし、せっかくパスが回ってきても緊張で思うようなプレーができない。当然、試合なんて出れません。

社会人になっても続けましたが、こんな経験が8年以上続きます。

最後のほうは”パスが回ってくるのが怖い”とさえ思うようになり、サッカーから遠ざかります

自分を取り戻した総合格闘技

サッカーに対する想いの変化と同時に、社会人生活でも無理がたたり、メンタルの不調になります。”とにかく人に会いたくない”と、休日は家にこもる日々。

それを救ってくれたのが総合格闘技でした。もともと観るのは好きでした。なまった体を鍛えようと思い、当時住んでいた家の近くのジムに体験に行きました。

「ミットを打つ音がこんなにも気持ちいいんだ」、「こんなに頭を使うスポーツなんだ」と衝撃を受け、みるみるうちにハマっていきました。

「もっと強くなりたい、新しい技を覚えたい」という”自分が心から楽しいと思えることがモチベーション”となり、どんどん上達していきます

失いかけていたスポーツが持つ素晴らしさや自分自身を取り戻すきっかけになりました。このモチベーションは今でも続いています。

スポーツメンタルコーチとして

様々なスポーツや社会人生活が私にさまざまなことを教えてくれました。

その中で特に実感したのは、

”競技に対する捉え方で、モチベーションや結果が変わる”

ということです。

これは私が志したスポーツメンタルコーチングの本質でもあります。

道なき道を進むのがアスリート。その競技人生の中で、競技に対してさまざまな想いが出てくると思います。

”結果が出なくてもうやりたくない”

”試合に出られなくて悩んでいる”

”周囲のプレッシャーに潰されそう”

競技を始めたときとは違う想いだと思います。それは競技が変わったのではなく、捉え方が変わってきたとも言えます。

その捉え方を変えることで、本来の自分を取り戻し、心から競技を愉しみ、そして望んだ結果を出してほしい。そのサポートを全力でしたいと考えています。